【手ぬぐいの特性】●手ぬぐいは両端が切りっぱなしになっています。端を縫っていないので乾きが早く雑菌が繁殖しにくい、また汚れやホコリがたまらず衛生的で、高温多湿の日本の気候に合ったものなのです。
新品の手ぬぐいは最初のうち両端からほつれてきますが、何度か洗ううちに落ち着き、端から1cm程度で自然に止まります。
洗ってほつれたら、長く出た糸だけをはさみでカットしてください。

(右の画像はスタッフの私物で、3年ほど使用したもの)
●手ぬぐいは縮みます。
1回洗濯したものを新品と比較。
【注染(ちゅうせん)】●職人さんの手作業により「注染」という技法で作られています。液体の染料を用いるため、染めた部分の生地が硬くならず吸水性に優れています。また、染料を上から注いで生地に通すため裏表がありません。(文字や柄は反転しますが、色の濃さは全く表と変わりません。)
独特の柔らかな風合いに染め上がり、使えば使うほどふわふわの触りごこちになっていきます。
●染め物のため色落ちは避けられません。ご使用の前に、水洗いしていただくことをおすすめします。
使い始めは余分な染料が洗うたびに落ちますが、2 ~ 3度洗ううちに落ち着いてきます。
また、この後も徐々に色が落ち、使い込んだ味のある風合いになっていきます。
●にじみや染めムラが生じる場合があります。染色の特性上、にじみや染め色の濃淡・かすれ・染料はねも生じることがありますが、それも手作業による味わいとして、ぜひお楽しみください。
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